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デザイナーと協働で学校ロゴを生徒が制作!サイル生に聞く「ロゴに込めたメッセージ」/ 綾井さん・松村さん・村上さんインタビュー

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2023年2月、サイル学院高等部の生徒がデザイナーと協働で学校のロゴを制作しました。

▲実際に制作したロゴ


 入学広報 川人

本記事では、ロゴに込めたメッセージや苦労した点などを、入学広報担当の川人(かわひと)が聞いていきます!

完成したロゴを初めて見た時の感想を教えてください。

 入学広報 川人

まずは、ロゴが完成した時の気持ちを教えてください。

綾井遠見さん 綾井さん

「サイルのSだ〜」という感じでしたね(笑)。サイルのSの字が矢印のようになっているのが印象的でした。

松村凛さん 松村さん

私も「Sが入っていてサイルらしいな」と。ロゴが格好良かったのが良い意味で意外で、サイルの新しい一面を見れたように感じました。

 村上さん

完成したロゴを見て「プロってやっぱりすごいな」と素直に思いました。ロゴに対する思いを形として表現して格好良くなるのがすごいな、と。

ロゴ制作のきっかけは?

川人 どうしてロゴをつくることにしたんですか?

綾井さん サイルのTシャツ制作プロジェクトがきっかけでした。いざTシャツのデザインを考えてみると、「そういえば、サイル学院って校章(ロゴ)がないな」と気づいたんです。

せっかくTシャツつくるなら、校章(ロゴ)が入っている方が良いなと思って。私から学院長に提案したら「いいね!ぜひつくろう!」と言われたので、Tシャツ制作と同時並行で、ロゴ制作プロジェクトがスタートしました。

ロゴに込めた意味とは?

川人 ロゴにはどんな意味が込められているのですか?

松村さん 方位磁石と翼がモチーフになっています。方位磁石には「進路の軸を持つこと」、翼には「大きく羽ばたいて才能を流通させること」という意味を込めました。

また、ロゴを反転させると北向きの方位磁石や山の中の道になります。これには、新しい当たり前に向かって突き進むという意味があります。一見すると南向きの方位磁石が、反転すると北向き=当たり前を向いているという「コペルニクス的転回」にこだわりました。

反転させたロゴ

▲ロゴを反転させると、山道で北(=当たり前)を指し示す方位磁石となる

川人 ちなみにコペルニクス的転回とはどういった意味ですか?

綾井さん 太陽が動いていると考えられていた時代に「実は地球が動いているんだ」という発想の転換から、「立場を変えると物事の捉え方が変わる」という意味で使われています。私たちも、今までの当たり前から新しい当たり前へと突き進むという気持ちでロゴを作りました。

楽しかったこと、苦労したことを教えてください。

川人 ロゴの制作過程でどんなことが楽しかったですか?

村上さん サイルのロゴをゼロから作るということで、何もないところから形にしていく過程を見ることができた点が楽しかったです。

松村さん これまでは「ロゴは最初からあるもの」でしかなかったんです。それを自分たちの手でゼロから作れるということにやりがいを感じました。また、デザイナーの山本さんがアイデアをいくつも提案してくれたので「これからどうなっていくんだろう」とワクワクしたことを覚えています。

綾井さん 才能あるデザイナーさんと出会い、サイルの歴史をともに歩むロゴを作ることができたのは貴重な経験でした。また、松村さんと同じくデザイナーさんがアイデアをたくさん作ってくれたことが印象に残っています。

ロゴデザイン案

▲デザイン案の例

川人 ロゴ制作で苦労したのはどんなところですか?

松村さん お客さんの視点に立ってデザインを考えることです。会議中でも「目新しいデザインは既視感がなく安心感がない」という意見が出て、確かにと思いました。

綾井さん 自分自身の好き嫌いだけでなく、サイルを知らない人でも伝わるように意識するようにしました。

ロゴ制作を通して感じたこと、学んだことを教えてください。

川人 ロゴ制作プロジェクトでどんなことを学び、感じましたか。

松村さん 1つのことでも、とことん深掘りすることができるんだなと。例えば、ロゴが違うと伝わるニュアンスが変わってしまいます。だからこそ、表現は細部にまでこだわる必要があるんだと思いました。

ロゴ制作の会議でも、私たちが伝えたい思いと受け取り手の視点の交わる点がどこなのかを幾度となく話し合いました。私たちが伝えたかったのは、新しい当たり前を作る(コペルニクス的転回)ということ。一歩踏み出せない人に響くようなデザインにするにはどうすればいいのかを考え抜きました。

今後、情報発信をする時にも自分が伝えたい思いをどう表現すればいいのか、今回の経験を活かして考えていきたいと思っています。

村上さん 自分たちが満足すればOKではないということです。実際にロゴを見る側の人たちの声を聞いた上でデザインを決めなければ、良いものにはなりません。そういったことを学びました。

綾井さん 一からロゴを作ること、そしてデザイナーさんのように普段関わることがない立場の人たちと関われたことはとても貴重だと感じました。このように制作の裏側、学校運営の裏側まで見ることができたのはサイルの環境があったからこそです。

また、デザインを決める際に、元々はダイヤが逆さまになったものを検討していましたが、ヒアリングの結果、受け取り手には「怖い・尖っている」という印象を抱く方も一部いらっしゃることがわかりました。

▲ダイヤが逆さまになったロゴ。コペルニクス的展開などの意味は現在のロゴと同じだが、受け取り手の印象が異なることを学んだ

そこで、こちらの意図が伝わるように検討を重ねた結果、今のロゴになりました。

こういった経験から、自分たちの好みを優先するだけでなく、見た人への伝わりやすさを考え、折り合いをつけることの大切さを学びました。

今後、ロゴをどういった場面で使いたいですか?

川人 今回制作したロゴはどのように活用していきたいと考えていますか。

村上さん ノートなどのような文房具にロゴが入っているものが欲しいな、と思いました。

松村さん ロゴTシャツはオフィシャルな場面でジャケットの下に着たいと思っています。

他にも色々なグッズにロゴをプリントして使っていきたいです。例えば、カレッジジャケットやパーカー、ライダースジャケットにトートバッグなど。

モックアップ▲ロゴが印刷されたグッズのイメージ

松村さん 私はパソコンに貼るステッカーやノートが欲しいです。また、オンライン環境なので、モバイルバッテリーやヘッドホンがあればいいですね。カフェでサイルのロゴが入ったヘッドホンをつけて、誰かに「どこのブランドだろう?」と思ってもらう、とか。

Tシャツはイマキミや、高校生が集まる場面で来ていって、サイルのことを話すきっかけにできたらな、と思っています。

デザイナー山本さんからのコメント

 山本さん

生徒さんと一緒にロゴをつくることは中々ないので、とても貴重で楽しい体験でした。
わたしの気づかない鋭い意見が出たりして勉強にもなりました。
作成していく中で印象的だったのは、生徒さんたちがサイル学院高等部にとても誇りを持っていること。「サイルらしさ」を自分たちの口で語っていること。あらためて素敵な学校だなということを実感しました。
依頼を頂いたときから、ロゴに込めたストーリーを生徒さんが語れる(語りたくなる)ロゴにしたいと思って作成しました。
ですので途中で今までのコンセプトは保ちつつ形を変えることになったとき、生徒さんが大事にしていた「当たり前を変える(コペルニクス的転回)」は絶対に残したいと思って頑張りました。
最終的に満足いただけて本当に良かったと思っています。

(デザイン:山本 香織)

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この記事を書いた人

サイル学院 入学広報担当
川人 奈津子/Kawahito Natsuko
サイル学院 入学広報担当

入学前の生徒や保護者の相談にのったり、サイルのことを伝えたりしている。小学4年生の息子を育てる一児の母。リモートワークメインの仕事に切り替えたことをきっかけに、自宅の心地よい空間づくりを求めて、色々な方の素敵な生活を眺める日々。藤井風が好き。