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実際の感想は?試験は難しかった?気をつけるべきことは?/2023年3月スクーリング体験談

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2023年3月、サイル学院高等部の生徒(以下、サイル生)が、沖縄にある八洲学園大学国際高等学校(以下、八洲国際)のスクーリングに行きました。

「第10回 高校生ビジネスプラングランプリ」でベスト100に選出された綾井さん・野澤さん・松村さんに八洲学園大学国際から「功労賞」が贈られる。スクーリング中に記念撮影
▲「第10回 高校生ビジネスプラングランプリ」でベスト100に選出された綾井さん・野澤さん・松村さんに八洲学園大学国際から「功労賞」が贈られる。スクーリング中に記念撮影

「スクーリングって実際どうなの?」と気になる方も多いと思います。

そこで今回、入学広報担当の川人が、実際に沖縄スクーリングに参加した綾井さん(高2)、大竹さん(高2)、野澤さん(高2)、松村さん(高1)、村上さん(高1)に話を聞きました。

スクーリングの感想を教えてください

 川人

早速ですが、スクーリングはどうでしたか?

 松村さん

毎回参加したいくらい楽しかったです。先生も同級生も本当にいい人ばかりで、自然が豊かなのも嬉しかったです。

自由時間にバスケや卓球、コーヒーを片手にみんなで喋ったり。最終日にはまだまだ話し足りなくて「もう一度集まろう」と約束して帰ってきました。

はじめのうちはサイル生とばかり交流してましたが、最終的には初対面の人達5人くらいと仲良くなれてよかったです。

校舎近くにあるエメラルドビーチ
▲校舎近くにあるエメラルドビーチ

 村上さん

実はスクーリング中、ずっと体調不良でしんどかったです。ただ、野球が好きで、自由時間にWBCの韓国戦を観るのが楽しかったです。あとは花火大会が思い出に残っています。

海辺で開催された花火大会
▲海辺で開催された花火大会

 綾井さん

最初は「勉強合宿」というイメージだったんですが、沖縄の歴史や文化に触れる時間もたくさんあり、半分は沖縄観光をしているような感じでした。


印象に残っているのは、先生が初対面にもかかわらずみんなの顔と名前を覚えていたこと。担任の先生が優しくて面白くて、本当に楽しかったです。後、ご飯がすごく美味しくてモチベーションに繋がりました。

 野澤さん

遊び要素が多かったので楽しかったです。授業や試験は簡単で、「観光に行った」という印象のほうが強いですね。

 大竹さん

今回のスクーリングのテーマが「沖縄文化に触れよう」だったこともあり、パイナップルパークなど色々なところに訪問したのが楽しかったです。

授業で外出したときの話を教えてください

川人 授業の中には外出もあると聞いたのですが、どんなことをしたんですか?

村上さん オプショナルツアーで、ハナサキマルシェ(※1)に行きました。海が見える場所にスタバがあり、とてもオシャレでした。

ハナサキマルシェにある海の見えるスターバックス
▲ハナサキマルシェにある海の見えるスターバックス

綾井さん みんなで御菓子御殿(※2)に行ったり、自由時間に一人で海に行ったりしました。

野澤さん スクーリングの中では、美ら海水族館が一番楽しかったです。

美ら海水族館は学校から車で3分。スクーリング中にも行くことができる
▲美ら海水族館は学校から車で3分。スクーリング中にも行くことができる

試験は難しかったですか?

川人 試験が毎日あると聞いたのですが難しかったですか?

松村さん 人によるかもしれませんが、私は授業をちゃんと聞いていたら点数が取れる程度の難易度だと思います。

綾井さん 「ちゃんとレポートをやっていれば問題は解ける」くらいのイメージです。オンラインで自分の成績が見られるのですが、私はオール5を取れていました。

村上さん テストは簡単で、5分くらいで終わってしまいました。僕が受けた高1の試験は「小学生・中学生で解けるんじゃないか?」と思えるくらいの難易度でした。

大竹さん 授業の勉強範囲は長いですが、どの授業でも対策プリントを配布してくれますし、それをやれば試験は大丈夫です。

野澤さん 授業中に先生がテストに出題される問題のヒントをくれます。だから、授業をちゃんと聞いておけば、試験は難しくないです。

自宅から八洲国際までのアクセスについて

川人 それぞれ住んでいる場所が違いますが、ご自宅から八洲国際まではどのように行きましたか?

村上さん 静岡県に住んでいますが、静岡空港からはちょうど良い時間に出発する便がなく、羽田空港まで行きました。いとこの家に前泊したのですが、なかなか寝られませんでした。

当日は5時に起床予定だったんですが、2時まで眠れず。なんとか起きられましたが、羽田空港から沖縄、バスで校舎まで向かうというルートで大変でした。

綾井さん 私も、高知に住んでいるものの高松空港ではなく関西空港から飛行機に乗ることにしました。大阪に前泊し、朝7時くらいに空港に到着。飛行機でそのまま沖縄まで行って、その後はバスで学校に向かいました。

野澤さん 行きは新潟から成田空港まで行って、そこから那覇空港の便を取りました。私は前日入りしていたので、集合日は校舎に17時に集合。空いている時間に防波堤などに遊びに行きました。帰りも行きと同じルートで帰りましたが、実は調査不足で新潟空港からの直行便もあったようです。

大竹さん 行きは羽田空港から那覇空港、帰りは那覇空港から成田空港でした。ちょうど良い時間がなかったので、行き帰りで空港が変わりました。

スクーリングで一番良かったことはなんですか?

川人 スクーリングの中で「これが一番良かった!」という思い出をあげるとすれば、どんなことですか?

松村さん​​​​​​​ やはり友達との交流です。またスクーリングでみんなと会いたいと思います。

村上さん ルームメイトから誘われて、卓球をしたことが思い出に残っています。

綾井さん 最終日の校長先生からこんな話がありました。

「スクーリング中は苦手な人がいても、一週間後には離れられる。でも、大人になったら嫌いな人から逃げることは難しい。だから、今のうちに免疫をつけたほうがいい」

この話が入学式に学院長が話していた「人を知ることで自分を知る」という言葉とつながったのが良かったです。

このスクーリングでサイル生や知らない人と1週間、一緒に過ごしました。その中で、自分自身の新しい一面、新しいことに出会うことができました。そういった貴重な経験ができたのが、一番良かったです。

大竹さん パイナップルパークが一番楽しかったですね。ただ、場所が楽しかったと言うより、友達と一緒に喋ったりしているのが楽しかったという感じです。スクーリング中はだいたい村上くんと一緒にいましたが、それが楽しかったです。

野澤さん スクーリングが終わってから沖縄にもう一泊したのですが、スクーリングでできた友達と一緒にアメリカンビレッジに行ったのが一番楽しかったです。


▲沖縄県北谷町美浜にあるリゾート地区・アメリカンビレッジ

これからスクーリングへ参加する人に伝えたいこと

川人 これから沖縄スクーリングに参加する人に一言お願いします。

松村さん​​​​​​​ 参加する人に対してではないですが、私はサイルに行っていたから、スクーリングもすごく楽しめました。だから、サイルの皆さんには「ありがとうございました」と言いたいです。

村上さん 自分自身、体調が悪くて全力で楽しめなかったので「体調管理をしっかりすること」と伝えたいです。

あと、移動が多いのでアイマスクがあると何かと重宝すると思いました。反対に、授業は教科書がある人、ない人のどちらもいることが前提なので、教科書はいらなかったな、と。

また、3月の沖縄はすでに温かかったので、夜でも半袖で大丈夫です。ちょっと肌寒いときもあるので、羽織るものがあれば良いと思います。

綾井さん 延長コードは絶対に必要です。あと、海に入ったり、お風呂に入るときに宿舎からしばらく歩いたりするので、サンダルは持っていったほうがいいと思います。

あと、私は飛行機に乗るときに荷物の重量制限(10kg)にひっかかって超過料金を支払うことになってしまいました。だから、荷物の重量は20kgくらいにしておくといいと思います。荷物を少しでも軽くするために、化粧水やボディクリームは小さいボトルに必要な分だけ詰めて持っていくのがおすすめです。

教科書は持ち物に書いてありましたが、8月に参加した生徒からほとんど教科書は使わないよと聞いていました。たしかに「なくても生きていける」という感じでした。でも、国語の授業で「教科書〇ページの〜」と説明される場面もあったので、国語は教科書を持っていってもいいかもしれないと思いました。

大竹さん 一人だとつまらないので、友達を作ること。ただサイル生の場合は、宿舎に泊まったら他のサイル生と一緒になるから最悪、現地で友だちができなくても大丈夫だとは思います。

後、サンダルは持っていったほうがいいです。宿舎の横でシャワーを浴びるので、そこまでスニーカーなどを履くのは嫌なので。

野澤さん 今回、3月に行きましたが22度くらいの気温でした。なので、8月の沖縄スクーリングはかなり暑いんじゃないかな、と思いました。だから、私としてはスクーリングに行くなら2〜3月、もしくは11月くらいがおすすめです。

(デザイン:山本 香織)

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この記事を書いた人

サイル学院 入学広報担当
川人 奈津子/Kawahito Natsuko
サイル学院 入学広報担当

入学前の生徒や保護者の相談にのったり、サイルのことを伝えたりしている。小学4年生の息子を育てる一児の母。リモートワークメインの仕事に切り替えたことをきっかけに、自宅の心地よい空間づくりを求めて、色々な方の素敵な生活を眺める日々。藤井風が好き。