サイル転入生 綾井さんのお母様
「娘は県立の中高一貫校から高2にあがるタイミングでサイルに転入しました。県立校の在学中に行き詰まり、高1の時にはアメリカの農場へホームステイに行った経緯があります。また、地元の学校では得られる情報が限られていて、卒業後の進路については手探り状態でした。
その頃に比べると、サイルに転入してからは、顔が明るくなりました。ビジネスを学び、自分で起業するという目標ができたおかげだと思います。進路についても、サイルではカリキュラムの中に進路相談の専門家である先生との個別相談の時間が組み込まれているので安心しています。
また、サイルでは上からの指示ではなく、生徒達が自ら主体的に取り組むことをモットーとしているようです。毎朝のクラスミーティングで自分たちの活動について話し合い、実行する段階で担任の先生が合いの手を入れて下さるというのも感心しました。」
サイル転入生 村上さんのお母様
「中学1年生の時に起立性調節障害を発症した息子は、高1の10月にサイルに転入しました。中学3年生の頃までは校舎に通学することができたり、できなかったりを繰り返す状態。どうにか全日制の高校に進学したものの、高1の6月頃から行けない時期が続き『学校に行かないといけない。でも、行けない…』という想いを毎日続けるのが、当時は親子で苦しかったです。息子は全日制の学校教育に疑問や不満もあるようでした。息子がサイルを見つけて「ここに行きたい!」と伝えてきたときは、迷いもありました。通信制高校の授業の内容がよくわからなかったからです。ですが、入学して良かったです。
まず、サイルはオンライン通学なので登校のハードルが下がり、学校に行ける回数が圧倒的に増えました。毎日の苦しかった葛藤がなくなり、親としても心が軽くなりました。そして何より、本人の自己肯定感が高まっていると感じます。いまでも毎朝 9 時からのあさ会に欠席してしまうこともありますが、行けるときがある、という事実が自信に繋がっているんじゃないでしょうか。あさ会や授業に欠席してしまっても後からアーカイブを見て復習が可能な事ことも、起立性調節障害のある息子にとって安心です。そして何よりサイルで学んでいることに息子本人が満足しているからです。
結果として、入学後は親子の会話量と笑顔が増えましたね。「今日は茶話会(オンラインで生徒同士が雑談する会)でこんなことを話したよ」「授業で聞いた講演がとても面白かったよ」など、学校の様子を話してくれたりします。自ら学ぶ力が育つ、自分の興味のあることを勉強できる環境がある、とても良い学校なので、もっと知名度が上がると嬉しいなと思います。」
Q. 通信制と全日制での高校卒業資格に違いはありますか?
A. ありません。サイル学院高等部の提携先である八洲学園大学国際高等学校は、学校教育法1条に定められた高等学校ですので、全日制高校と同じ高校卒業資格を得ることができます。学習の仕方や登校については違いますが、高校卒業資格に違いはありません。日本の大学や専門学校はもちろん、海外の大学への進学も可能です。
Q. 高等学校を卒業するのと高校卒業程度認定試験を合格するのでは違いがありますか?
A. 高校卒業程度認定試験はあくまで大学や専門学校の受験資格ですので、学歴では高校卒業になりません。大学や専門学校を卒業しない限り学歴としては「中卒」となるため、最近では通信制高校への転学を選択する方が増えています。
Q. 在籍している高校(または以前在籍していた高校)で修得した単位を引き継ぐことはできまか?
A. 転入でも編入でも修得済み単位を引き継ぐことができます。また、在籍期間も引き継ぎできます。個別相談会にお申し込みいただければ、詳しくお話いたします。