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学費が安い私立の通信制高校ランキング20校|学費を抑える方法も解説

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「学費が安い通信制高校を知りたい」と考えていませんか。

特に私立は学費が高いと思われがちですが、探せば学費の負担が軽い学校もあります。

 通信制のサイル学院長

今回は、学費が安い私立の通信制高校20校のランキングを、進路相談のプロ(書籍「13歳からの進路相談」著者)であり、通信制のサイル学院高等部 学院長の松下が紹介します。

また、学費を抑える方法も解説するので参考にしてください。

【学費の安い通信制高校をお探しの方へ】

目次[非表示]

  1. 1.学費が安い通信制高校ランキング20校
  2. 2.通信制高校の学費を安くする3つの方法
  3. 3.まとめ

学費が安い通信制高校ランキング20校

サイル学院の調査では、私立通信制高校の学費は年間250,000~600,000円程度であることが分かっています。

私立通信制高校の学費についての詳しい説明はこちら

ここでは、年間の学費を最低250,000円として、学費が安い私立の通信制高校を20校紹介します。

学費が安い通信制高校20校ランキング(単位:円)
順位
学校名
入学金
授業料(1単位あたり)
その他の費用
合計(年間)
1

翔洋学園高校

0
8,000
50,000
250,000
2

クラーク記念国際高校(単位修得コース)    

10,000
7,200
50,000
240,000
3

N高校・S高校(普通科ベーシック)

10,000
7,200
63,000(施設費+教育関連諸費)
253,000
4

創学舎高校

4,000
8,000
61,000(教育管理費+面接授業料)
265,000
5

ID学園高校(通信型オンライン学習コース)

50,000
6,900
48,000
270,500
6

鹿島学園高校・鹿島朝日高校・鹿島山北高校

38,000
8,000
59,252
297,252
7

八洲学園大学国際高校(高校卒業プラン)

20,000
10,000
30,000(施設費+諸経費)
300,000
8

中京高校

30,000
10,000
25,527
305,527
9

高野山高校

20,000
8,000
86,628
306,628
10

今治精華高校

30,000
10,000
43,000(施設費+教育運営費+諸費)
323,000
11

ECC学園高校(通信スタイル)

30,000
10,000
33,200
313,200
12

相生学院高校

50,000
9,000
40,000
315,000
13

代々木高校

10,000
10,560
45,000
319,000
14

神村学園高等部

40,000
10,000
45,000
335,000
15

並木学院高校

50,000
24,700(月額)
不明
346,400
16

日本航空高校

50,000
10,000
57,000(教育充実費+システム料+事務手数料)
367,000
17

日本ウェルネス高校(インターネットコース)

10,000
12,000
59,000
369,600
18

ルネサンス大阪高校

50,000
10,000
70,000(施設費+教育関連諸費)
370,000
20

わせがく高校(自学型)

0
12,000
102,000
402,000
20

ヒューマンキャンパス高校(一般通信コース)

10,000
12,000
92,000
402,000

*年間の合計金額は25単位で計算
*別途、教科書代、特別活動費、スクーリング費などが必要な場合もあり

【学費の安い通信制高校をお探しの方へ】

通信制高校の学費を安くする3つの方法

次に、通信制高校の学費を安くする方法を解説します。

「どうしても通いたいけど、経済的に難しい」という場合も、下記の方法を使えば通えるようになるかもしれません。

気になる学校には、一度問い合わせることをおすすめします。

就学支援金や奨学金を利用する

就学支援金や奨学金を利用すれば、学費が抑えられます。

国の就学支援金と公的機関や民間団体の助成金、奨学金制度を併用できれば、大幅に負担が軽減されます。

利用できる制度や支給額、支給条件について、調べてみましょう。

就学支援金や奨学金の例
就学支援金・奨学金の種類
内容
高等学校等就学支援金

授業料の一部または全部を国が支援する制度。返還不要

高校生等奨学給付金

授業料の一部または全部を国が支援する制度。返還不要

自治体独自の助成金

自治体によって助成金の有無や支給条件、金額が異なる

民間団体の奨学金

民間団体によって助成金の有無や支給条件、金額が異なる

学校独自の特待生制度

授業料の割引や入学金の減免など

通信制高校の学費を抑える制度についての詳しい説明はこちら

交通費がかからない学校を選ぶ

近隣の学校やオンラインで授業が受けられる学校を選べば交通費を抑えられます。

一般的に通学日数が多いほど、学費が高くなる傾向にあります。学費を抑えたいなら、通学日数が少ない学校を選びましょう。

ただし通学頻度が低い学校は、先生と直接会って質問できる機会が減ります。

学習面に不安がある人は、オンラインでの学習支援が充実した学校を選びましょう。

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卒業に必要な単位のみ修得する

資格が取れたり、専門科目が学べたりする学校もあります。

多くの科目を学ぶのは視野を広げる上で良いことですが、その分学費が高くなる傾向にあります。

卒業資格を取ることのみが目的なら、専門科目の学習は必須ではありません。

卒業に必要な単位のみを修得するコースを選択しましょう。

学費の安い通信制高校をお探しの方へ

私立の通信制高校は、公立に比べて学費が高い傾向にありますが、学習支援が充実しているなどのメリットもあります。

就学支援金や奨学金を利用すれば学費の負担が減ります。通学が少ない学校を選ぶことや、専門科目の履修は最小限にすることもポイントです。

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この記事を書いた人

サイル学院中等部・高等部 学院長
松下 雅征/Matsushita Masayuki
サイル学院中等部・高等部 学院長

1993年生まれ。1児の父。学生時代は早稲田実業学校高等部を首席卒業。米国留学後、早稲田大学政治経済学部を卒業。やりたいことではなく偏差値で進路を選び後悔した経験から、大学在学中に受験相談サービスを立ち上げ。中高生からの相談数は10万件以上。大学卒業後は教育系上場企業とコンサルティング会社の才流(サイル)で勤務。
2022年、同社の子会社として株式会社サイルビジネス学院を設立し、代表取締役に就任。一人ひとりが自分にあった進路を選べる社会を目指して「 サイル学院高等部(通信制)」を創立。2023年、同校の中等部を創立。著書「 13歳からの進路相談」(すばる舎)。進路選択をテーマにした講演・イベントの登壇実績多数。