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通信制高校の公立と私立 4つの違い|学費・学習内容などを比較

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「公立と私立の通信制高校の違いはなに?」と疑問に感じていませんか。

私立の方が学費が高いという漠然としたイメージを持っている人は多いですが、それ以外にも違いがいくつかあります。

違いが分かれば、自分に合った学校を選びやすくなります。

 通信制のサイル学院長

今回は、公立と私立の通信制高校の違いを進路相談のプロ(書籍「13歳からの進路相談」著者)であり、通信制のサイル学院高等部 学院長の松下が解説します。

具体的な学校を例に公立と私立の違いも分かりやすく紹介するので参考にしてください。

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目次[非表示]

  1. 1.公立・私立の通信制高校 4つの違い
  2. 2.まとめ

公立・私立の通信制高校 4つの違い

公立と私立の通信制高校について、代表的な4つの違いを解説していきます。

学費

1つ目の違いは学費です。

公立の学費は、運営費の多くを都道府県が負担しているので私立と比べて安価です。

施設設備費や教材費などもあわせた学費の総額を比較すると、公立は私立よりも90%ほど安くなることもあります。

公立・私立の年間学費比較

公立


私立

入学金


500円
0〜50,000円

授業料


300〜500円/単位
8,000〜12,000円/単位
諸費用
20,000〜30,000円/年

50,000〜300,000円/年

合計
28,000〜43,000円/年

250,000〜650,000円/年

*年間25単位修得する条件で計算
*修得する単位数に応じて授業料は変動

通信制高校の学費は高い?公立・私立の費用比較|学費を抑える制度も解説

高等学校等就学支援金

公立の場合、高等学校等就学支援金制度を利用することで、学費は実質的に無料になります。

高等学校等就学支援金について、分かりやすく3つのポイントでまとめました↓

また、私立の場合も、1単位あたり4,812円~12,030円の支援金があるので費用を軽減できます。

ただし受給条件があるので、詳しい情報は自治体の窓口に問い合わせましょう。

高等学校等就学支援金制度について

学習支援

2つ目の違いは学習支援です。

公立は自宅学習が基本。不明点は登校時に質問します。通学頻度が少ないため、自力で単位修得に向けて学習を進めることが求められます。

check公立の学習支援(都立新宿山吹高校)

  • 土曜日の通学時にレポート学習支援あり
  • 月1度の進路相談

一方、私立では個別指導や習熟度別の授業など、学習支援が充実していることが多いです。

check私立の学習支援(サイル学院 高等部)

  • 勉強の質問や進路の相談が可能
  • 欠席時は授業の録画映像を視聴可能

また、一部の学校ではサポート校と提携しており、資格取得や進学・就職支援も行われています。

学習面で挫折し、中退するケースも少なくありません。

支援が充実した私立のほうが中途退学率は低い傾向にあります。

公立・私立通信制高校の中途退学率

中途退学者数

中途退学率

公立

2,521名

4.7%

私立

5,724名

3.5%

出典:文部科学省 令和3年度「児童生徒の問題行動等調査結果公表資料」

ただし、公立でも学習支援の充実度は学校ごとに異なります。

私立・公立問わず、学校選びの際には学習支援の内容を確認しましょう。

通信制高校の基本的な課題「レポート」について詳しく知りたい方はこちら

入学できる地域

3つ目の違いは、入学できる地域です。

公立の場合、特定の地域(学校がある都道府県・隣接県など)の学生のみ入学可能なことが多いです。

私立の場合は、以下の2種類に分かれます。

  • 広域通信制高校:全国、または3つ以上の都道府県から入学可能
  • 狭域通信制高校:特定の地域(学校がある都道府県・隣接県など)から入学可能

広域通信制高校は、通学頻度が低く、オンライン上でレポート提出など学習が進められるような環境が整っていることが多いです。

通学方法やレポート提出方法などの違いを考慮に入れ、自分に合った学び方ができる学校を選ぶことが重要です。

学習内容

4つ目の違いは、学習内容です。

公立では、高校卒業に必要なカリキュラムを学習します。専門科目や資格試験・検定対策などは限られた範囲にとどまります。

一方、私立では、将来に役立つ知識・技能を習得できる専門コースを設置している学校が多いです。

check私立通信制高校の専門科目(八洲学園大学国際高校)

  • 海外チャレンジコース:海外留学・語学研修・英会話レッスン
  • 資格取得・専門コース:ビジネス・起業、トップアスリート育成、ドローン操縦、美容師・理容師、芸能モデル・ダンス、農業体験・研修、パソコン技能取得、公務員(初級)受験、建築業技術訓練 他

学べる専門科目は各学校によって異なります。

資料請求したり学校見学会に参加したりして詳細を確認することをおすすめします。

まとめ

自分に合った通信制高校を選ぶためには、学費だけではなく、学習支援の充実度、学習環境、カリキュラムなども比較することがおすすめです。

幅広く情報を集めつつ、自分の目的に合った学校が見つかったら資料請求などで詳しく調べてみましょう。

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この記事を書いた人

松下 雅征/Matsushita Masayuki

サイル学院中等部・高等部 学院長

1993年生まれ、福岡市在住。学生時代は早稲田実業学校高等部を首席卒業。米国留学後、早稲田大学政治経済学部を卒業。やりたいことではなく偏差値で進路を選び後悔した経験から、大学在学中に受験相談サービスを立ち上げ。中高生からの相談数は7万件以上。大学卒業後は教育系上場企業とコンサルティング会社の才流で勤務。
2022年、株式会社サイルビジネス学院を設立し、代表取締役に就任。一人ひとりが自分にあった進路を選べる社会を目指して通信制オンラインスクール「サイル学院高等部」を創立。2023年、同校の中等部を創立。著書「13歳からの進路相談」(すばる舎)。進路選択をテーマにした講演・イベントの登壇実績多数。1児の父。
@msykmatsushita

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