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学校を休みたい…そんな時にやってはいけない3つのNG行動

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「学校を休みたいけど、親に怒られそうで言えない」と悩んでいませんか。

仮病など間違った方法で学校を休もうとすると、親との関係が悪くなることもあるので注意が必要です。

 進路相談のプロ

本記事では、学校を休みたいけど親に言えない方がやってはいけない3つの行動を進路相談のプロ(書籍「13歳からの進路相談」著者)であり、通信制のサイル学院高等部 学院長の松下がお伝えします。

【学校を休みたい方へ】

目次[非表示]

  1. 1.学校を休みたい時にやってはいけない3つのNG行動
  2. 2.「学校を休みたい」と感じる理由
  3. 3.まとめ

学校を休みたい時にやってはいけない3つのNG行動

病気以外の理由で休むと親に怒られるという方もいるでしょう。

仮病を使ってでも休みたいという気持ちは理解できます。

しかし、親とのコミュニケーションを避けていると、問題が複雑になってしまうかもしれません。

自分の気持ちを親に言えない高校生の方がやってはいけないことを3つ解説します。

仮病を使う

熱がある、頭痛、吐き気、腹痛など、体の症状を訴えれば学校を休みやすいかもしれません。

しかし、仮病がバレると、次に学校を休みたい理由を話しても信じてもらえなくなるでしょう。

そうなると、本当に病気になってしまった時など、肝心な時にも休ませてもらえなくなります。

学校を休む理由をうまく伝えるには?休んだときに考えるべきことも解説

ズル休みをする

学校に行ったふりをして、どこかで時間をつぶしたり、親が知らないうちに早退したりすれば、親と直接話さなくても良いと感じるかもしれません。

しかし、ズル休みはやめましょう。いつかは、必ずバレてしまうからです。

学校から連絡が来たり、いつもとは違う様子に気づかれたりするでしょう。一度、ズル休みがバレると、信頼してもらうのが難しくなります。

突然休む

当日の朝に、「学校を休みたい」と親に伝えると、「眠たいだけだ」とか、「気まぐれで休みたくなっただけだ」と誤解される可能性があります。

少なくとも前日の夜には「明日、学校を休みたい」と伝えるようにしてください。

ゆっくり話し合えば、気持ちを理解してもらいやすくなります。

嘘をつかずに学校を休みたい気持ちを伝える方法についてはこちらの記事にまとめました。

【学校を休みたい方へ】

「学校を休みたい」と感じる理由

真面目な方ほど、学校を休むことが「甘え」だと感じがちです。

しかし、学校を休みたい気持ちは、ストレスで心や体が限界に近づいているサインの可能性があります。

その気持ちを無視しないでください。風邪を引いた時と同じように、心が疲れている時には早めに休むべきなのです。

まずは「学校を休みたい」と感じる理由を見つけること。そうすれば問題を根本的に解決する方法を見つけられるかもしれません。

ここでは、学校を休みたいと感じる主な理由を紹介します。ご自身の気持ちを探る上でのヒントにしてください。

本当に体調が悪い

体調不良が原因で、学校を休みたい可能性もあります。

check学校を休みたい高校生に見られる体調不良の例

  • 低血圧
  • 低血糖
  • 貧血
  • 睡眠障害
  • 起立性調節障害

起立性調節障害は自律神経のバランスが崩れる病気なので、午前中に体調が優れないことが多く、学校に行けない原因になっていることがあります。

また、うつ病や適応障害など心の病気になりかけていることもあるので、何か今までと違うと感じたら病院に行くのも良い方法です。

治療を受けて体調が良くなれば、学校を休みたいという気持ちもなくなるかもしれません。

起立性調節障害が原因で高校1年生の6月頃から全日制高校に通えなくなっていたサイル生のインタビュー

学校が合わない

学校を休みたいのは、今の学校が自分に合っていないだけという可能性もあります。

生活スタイルや学習ペースは人によって異なります。

高校を転校することで、学校に行くのが負担にならなくなる人もいます。

高校が合わない?対処法や転校のメリット・デメリットを解説

通信制高校は単位制なので、今の学校の単位を引き継いで転校できます。

通学頻度が少なかったり、自分の好きなことを学んだりできる学校もあります。

check例:サイル学院高等部

  • オンライン校舎なので通学不要
  • スクーリングは年1回(沖縄)
  • 1対1の個別指導だから自分のペースで勉強できる
  • ゼロから就活・起業支援

【学校を休みたい方へ】

その他の理由

じっくり考えてみると、学校を休みたい原因が見えてくるかもしれません。

check学校を休みたい原因の例

  • 学校に友だちがいない
  • 友だちと仲が悪くなった
  • クラスにいじめてくる人がいる
  • 先生が怖い
  • 勉強についていけない

一人で考えていても辛いだけで混乱するなら、誰かに話すのがおすすめです。

相談しているうちに、気持ちが整理されてくることも少なくありません。

親に相談しづらければ、スクールカウンセラーなどの専門家に話を聞いてもらいましょう。

学校を休みたい理由が分かってくれば、解決策を見つけるための具体的な行動を取れるようになって、気持ちが楽になるはずです。

学校を休みたい方へ

学校を休みたい気持ちが何週間も続いているなら気をつけましょう。

親に怒られると決めつけて、本心を隠し続けないでください。上手に気持ちを伝えられるなら、親は助けてくれるはずです。

学校を休みたい理由がはっきり分かれば、親子で一緒に問題を解決できる可能性もあります。

ストレスの原因によっては、学校に自分を合わせるのではなく、自分に合った学校を探すのも解決策になります。

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【学校を休みたい方へ】

この記事を書いた人

サイル学院中等部・高等部 学院長
松下 雅征/Matsushita Masayuki
サイル学院中等部・高等部 学院長

1993年生まれ。1児の父。学生時代は早稲田実業学校高等部を首席卒業。米国留学後、早稲田大学政治経済学部を卒業。やりたいことではなく偏差値で進路を選び後悔した経験から、大学在学中に受験相談サービスを立ち上げ。中高生からの相談数は10万件以上。大学卒業後は教育系上場企業とコンサルティング会社の才流(サイル)で勤務。
2022年、同社の子会社として株式会社サイルビジネス学院を設立し、代表取締役に就任。一人ひとりが自分にあった進路を選べる社会を目指して「 サイル学院高等部(通信制)」を創立。2023年、同校の中等部を創立。著書「 13歳からの進路相談」(すばる舎)。進路選択をテーマにした講演・イベントの登壇実績多数。